院長のつぶやき
スタッフの紹介と仕事2 しつけ
こんにちは、岡村です。
ちょうど今、映画「ひまわりと子犬の7日間」をやっています。
昨日のニュースzeroでも特集されていました。
保健所の職員と犬の絆を描いた感動作品とのことです
まだ観ていないので詳しくはわかりません。
著名なテリー・ライアン先生は
家庭犬として犬を良い市民にし適切なマナーを身につけさせるべきだと説いています。
ここからボクは、学説を根拠にもしない個人的な考えで恐縮ですが、
動物を家族に迎えるにあたってとても大切なことのひとつは、
家族内でのルールを浸透させることだと思います
家庭犬としてのわんちゃんは、ルールを守れないと、
吠え声、咬む行為、なかなか言う事をきかない、名前を呼んでも来ないなど
家庭内だけに限らない、社会的影響を与えかねません
実際に飼えなくなって、保健所で処分されてしまう子がいるのが現実です。
しかし、この場合悲しいかな、わんちゃんはなんにも悪くありません。
最低限の基本的なルールは、
人を咬まないこと、名前を呼ぶと顔をキラキラした顔でみつめるようでいることであり、
絆をつくること
お手、おすわり、伏せ、待て、これらは「しつけ」の本質ではなく、
マナーを学ぶ上でのオプションと考えます。
当院の提供する獣医療サービスの一角に「しつけ」があります。
どんなに獣医療が進歩しても、
習性や幼い頃から養われた習慣、行動を変えることは難しいでしょうし、機械や装置で治るものではありません。
問題行動を薬で抑えきることも難しいかもしれません。
予防動物行動学の観点からも、「しつけ」を、とてもとても重要視しています
せっかく動物と暮らすのですから、すべては動物と飼い主さんの思い描いた以上の幸せのために
インストラクターの安国先生にもお越しいただいています。
同じ意思をもって担当してくれるのは、当院スタッフの徳岡さん。
いつも、診察室で保定に入ってもらうなど直接動物に触れる分野で主に仕事してくれています。
動物が大好きな彼女は、認定動物看護士資格、野生動物リハビリテーターなど
積極的に動物と関わる強い意志をもっています。
しつけに関しても知識と責任感をさらに養い、
皆様にとって心強い良き相談者となっています