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ときわの広場

    整形外科1 犬の前十字靭帯断裂

    こんにちは、岡村です。

    多くのスポーツ選手がよく怪我をする場所に靭帯があります
    日常生活を営む人でも、高齢になり、ちょっとしたきっかけで靭帯を損傷することはあるようです。
    靭帯は体のいろんな場所にあり、骨と骨をつなぎ、関節を形成します。

    わんちゃんが後ろ足の跛行を示す場合、
    必ずチェックしなくちゃならない靭帯のひとつが、前十字靭帯です
    大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)をつなぐ膝にある靭帯です。
    靭帯を構成する組織に変性がおこっているため、靭帯が損傷を受けやすくなり、
    断裂してしまうこともしばしばあります。
    関節液の増量や、膝の不安定をまねき、継続して跛行が見られる疾患です。
    これの放置は、変形性関節症を導き、生涯にわたりQOL「生活の質」を保てないことも考えられます。

    このため、この疾患は外科治療が対象になることも多い疾患です。
    超大型犬には、アメリカで開発されたTPLOなどの術式が良いようで、
    日本でも整形外科の2次診療施設など、専門医のもとで手術が可能です。
    僕も幸いに実際にこの手術を見た事がありますが、
    知識、経験、器具が必要な難しい手術で、僕は行っていません。

    ある程度の体重までは、従来の術式でも、問題なくQOLの維持が保てると考えます。
    断裂のあった、クーちゃん。
    とてもかわいい愛嬌いっぱいのJRテリアさん。
    ご主人の「気持ちよく走らせてあげたい」の思いから、外科治療を選択されました。
    関節外法という術式により治療し、
    日に日に上手に脚を使い、負重も十分にできている様子をみて、
    やってよかったと心から感じます
    慌てず、確実にリハビリしようね、クーちゃん

    20130215_200644

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