院長のつぶやき
ハリネズミ
こんにちは。岡村です。
今日はハリネズミさんのお話です。
特徴的な顔立ちをしているハリネズミさん。
鼻が口を超えて前方に飛び出しています。この長い鼻は可動性で、
生活するのに最適化されています。
彼らは普段、夜行性で、主食には多くの種類の無脊椎動物などをたべてくらす雑食性です。
寿命は3~5年程といわれ、生後2ヶ月で性成熟を迎えます。
分娩中はオスがいてはいけないといわれています。
悲しきかな、オス
特徴的な行動に、新しい物にでくわした時にself antingという泡状の唾液を体にふきつけることをします。
「トゲ」は被毛が変化したもので、ケラチンでできています。
体調が悪いときには我々は、皮膚炎、寄生虫疾患、心疾患、消化器疾患、腫瘍などに注意して診ていきます。
防衛のため、体を丸くして、トゲをたたせるような行動が診察ではしょっちゅうみられます。
ところが、この写真の子は、飼い主さんであるお姉さんが持つと、その行動がみられません
普段の接し方がよくわかる微笑ましく愛情を感じた光景でした
ほとんどの動物には心は届きます。怒っても動物にはよく伝わりません。嫌な感情を起こさせるだけです。
心ある接し方が飼い主と動物の距離を縮めるのには最適だと思います。