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ときわの広場

    エキゾチック診療科13 血液検査

    こんにちは、岡村です。

    朝はずいぶんと涼しくなりましたが、日中はまだまだ残暑ですね
    体調を崩しやすい季節の変わり目、体調管理を怠らず過ごそうと思います
    この季節は蚊が盛んに活動する時期です。

    巷では、デング熱がスポットライトを浴びています。
    感染された患者様の回復をお祈りする次第で、お医者様、公衆衛生関係の皆様のご活躍を期待します。
    これは、蚊が媒介するウイルス病で、感染様式はフィラリア症によくにていますね
    四類感染症に分類され、少し前にこれも世間をにぎわしたダニ媒介性のSFTSウイルスと同じ類です。
    また、動物由来感染症ですが、霊長類以外の動物で発症はないようです。
    犬も感染だけしているのかもしれないということです
    人の診断には血液検査などでキットを用いて検査するようです。

    動物病院で行う仕事にも、病気の治療の他、健康管理、予防などがあります
    物を言わない彼らの口の代わりになってくれるものの一つが血液検査で、
    院内検査では内蔵機能や代謝状態などを知り、病気の発生前からしてあげられることもあります
    わんちゃんや猫ちゃんの血液検査は測定できる項目も多く、
    感染症の検査キットを使用し、
    フィラリア抗原や猫エイズウイルス抗体、猫白血病ウイルス抗原も調べられます。
    外部検査センターなどを利用すれば、より詳細に調べる事も可能です。
    アレルギー検査やPCR遺伝子検査などもあるわけです。
    ウサギさんやフェレットさんでも、院内検査や感染症検査が可能です

    もっともっと小さな動物でも血液検査は可能です。臨床病理学的検査に限られます。
    例えば、鳥さんでは、貧血の有無や内蔵に機能障害はないか、野鳥なら栄養状態はどうかなどをみられます。

    Photo

    カメさんでも同様にカルシウム代謝機能や内蔵機能などを確認します。

    Photo_2

    モルモットや、多くは麻酔が必要ですが、ハリネズミさんも採血します。

    Photo_3

    動物の状態をより詳細に知る事ができる優れた検査として、重宝しています。
    しかし、小動物が採血に対して感じるストレスは強いため、
    何でもかんでも採血しましょうというわけにはいきません。
    動物の現状が安心できるものなのか、治療対象がみつかるのかの鑑別が必要ならば、
    先人たちが残した基準値というものと照らし合わせて、調べていきます。
    小さな動物たちの健康管理のお手伝いができればと思います
    今日は、ストレスフルでかわいそうな写真でしたが、血液検査のお話でした。

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