猫の症例猫の診療
ねこちゃんの下顎骨折
こんにちは。岡村です。
そういえば、猫ちゃんのことについてこのブログで書く事は初めてです。
猫ちゃんは、とても素直などうぶつだと思います。
そこが愛らしくもあります。
猫ちゃんが病院に来る理由に、予防接種以外では、事故・外傷がダントツで多い印象です。
これまでも、交通事故で骨がおれたり、マンション12階から落下し、骨がおれた(だけ)り、
といった猫ちゃんがいました。
交通事故の場合、骨盤、背骨、下顎はよく折れてしまうと考えます。
先日もさて帰ろうかと病院を閉めようとした時に、電話連絡をいただき、
診てみると、猫ちゃんの下顎がぱっくりと割れていました
とても痛々しいです。
手術で固定はしますが、数週間かかるのですが、はやく治ってあげてほしいと思います
頑張れ、骨!!
さて、交通事故はボクら人間もそうですが、どうぶつだって、いつ合うかわかりません。
交通事故にあわないために
わんちゃんは必ずリードをつけて散歩をする!
そして、呼べば戻ってくる様にしつけておく!
ねこちゃんは外にださない!!
これにつきます。
通常は外に出たがるので、不妊手術をするなどの処置が有効なときがあります。
しかし、事故をはじめ、ウイルス性疾患やノミ、ダニなどの感染症もあり、
「とにかく、猫を飼うなら外にだしちゃだめ」
これは多くの獣医師・動物看護士が感じていることだと思っています