ときわの広場

ウサギ専門診療科34 臼歯過長症

うさぎの診療うさぎ専門診療科

こんにちは。樋口です

今日は臼歯過長症のお話です

臼歯とは、いわゆる奥歯のこと。
ウサギさんの臼歯は上下左右合わせて22本。
ヒトの臼歯は20本。

ウサギさんは全ての歯が一生の間、
伸び続けますが、上の歯と下の歯が
噛み合わさって磨耗することで、
一定の長さを保っています

この噛み合わせが悪くなると、
歯が伸び過ぎて、お口の中を傷つけてしまい、
ごはんを食べたくても食べられない状態になります

人でも口内炎が一つできただけで、
食べるのも辛くなりますよね

それが、同時に何か所にも傷がついてしまったら…
想像するだけでも、痛いです

一度この臼歯の不正咬合が起こると、
その後の一生に渡って臼歯カットの処置が
必要になることが多く、
ウサギさんの身体への負担を考慮し、
当院では麻酔をかけずに処置しています

仰向けにして、お口の中を診ていきます

下の写真はバーニーちゃんのお口の中です。
臼歯のカット処置前です。

下の歯が舌の方向に向かって伸びています
(ピンボケで分かりにくくてごめんなさい…)

歯の先の尖った部分を全てカットしました

バーニーちゃんは、飼い主様のご意向で
お口に傷がつく前に、臼歯カットの処置に
来院されています。

そのおかげでバーニーちゃんも
処置にすっかり慣れていて
「いつものでしょ?」と、じっとしてくれます。
とってもお利口さんです

・食べたそうなのに食べれていない
・食べていない時に口をクチャクチャ動かしている
・ヨダレがたくさん出ている

…などの様子があったら、
臼歯が伸びているかもしれません。

その場合は診察を受けに連れてきてあげてくださいね

ときわ動物病院
ウサギ専門診療科
596-0823 大阪府岸和田市下松町3-4-1
072-493-6710
https://www.tokiwa-v.com

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