症例紹介

ウサギ専門診療科6 リハビリと理学療法

うさぎ

こんにちは、岡村です。

ウサギさんの理学療法・リハビリについてのお話です。
一般的にウサギさんは跳ねることから、後ろ足が大切と思われています。
体重を支え、日常生活を送るためには、実際には前足も大切です。
しかし、後ろ足の虚弱は様々な問題を提起してしまいます

昨今では、10歳を超えるウサギさんも多くみられるようになりました。
年をとって、足腰が弱ると、食糞がしづらくなったり、
お尻まわりをきれいにしづらくなったり、
両手で顔を洗えなくなったりします。
加齢性の変化として、脊椎の変形がみられ、足腰の筋力低下を招くのです

疾患性の後肢虚弱の場合もあります。
胸腔の病変によって血液の流れが悪くなったり、神経障害性のほか栄養性疾患でもみられます。
適切に診断し、疾患本体への治療も大切である一方、
使用しにくくなった足の筋肉量を保ち、血行を保つ努力をすることも大切です

きなこちゃんは、後ろ足で体重を支えられず、動いてもこけるようにしてへたりこんでしまう様子でした
ところが、リハビリや理学療法を受け、次第にまともに動ける様になり、
スタンピングをしたり、両手で顔をあらうこともできるようになるまで回復しました
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地道な治療は、飼い主さんご家族の頑張りがなくては続けられません。
リハビリは治療としても切れ味が悪く、
外科治療や投薬治療に比べて、
目にみえる改善がわかりにくい治療ですし、終わりが見えにくい治療でもあります
それでも、少しでもよくなるならと頑張ると、良い結果が待っていることでしょう

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きなこちゃんも気持ちよいみたいで、
帰るころには眠たくなっています
少しずつの良い変化が僕たちにもとても嬉しいです

ときわ動物病院
ウサギ専門診療科
〒596-0823
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