ときわの広場

ウサギ専門診療科64 消化管穿孔

うさぎの診療うさぎ専門診療科

今日は胃腸に穴が空いてしまったウサギさんのお話です。

あずきちゃんは8ヶ月齢の男の子。

ある日、突然食べることができなくなりました。
当院にご来院いただいた時には、
痩せてしまって貧血もありました

様々な検査の結果、「胃腸穿孔の疑い」
つまり胃腸のどこかに穴が空いて、
食べたものがお腹の中に漏れ出している
と考えられました

お腹の中に食べた物が漏れると
そこから細菌感染が起き、
膿の袋である膿瘍(のうよう)が作られたり
腹膜炎を起こしたりします

膿によって腸管同士が癒着を起こして
閉塞を起こす場合もあります

これを治すには、外科手術になります

穴を塞いで、たまった膿もキレイに
取り除かないといけません

あずきちゃんは、ご来院いただいたその日から
緊急入院

飼い主様は片道4時間もかかる程ご遠方にも関わらず
連日、ご面会にいらして、たくさんの愛情を
注いでいらっしゃいました

あずきちゃんも、そんな飼い主様の温かい想いに
応えようと、少しずつ食べたり、
一生懸命頑張ってくれました

ウサギさんの食欲不振は、どんなウサギさんでも
起きうる症状です。でもそれが何日も続いたり
治療を受けていても改善しない場合は
詳しく検査をする必要があります

皆さんもウサギさんの
「食べない」
「元気がない」
「じっとしている」
これらのサインを見付けたらすぐに
診察を受けてくださいね

ときわ動物病院
ウサギ専門診療科
〒596-0823
大阪府岸和田市下松町3-4-1
072-493-6710

獣医師 樋口

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