ときわの広場

ウサギ専門診療科69 2度の手術

うさぎの診療うさぎ専門診療科

今日は腹腔内膿瘍と毛球症で2度の手術を受けた
6才4ヶ月齢のココちゃんのお話です

ある日、急に食欲も元気もなくなったココちゃん

もともと触診で見つかっていた下腹部の塊が
急に大きくなり、痛みを訴えていました
様々な検査の結果、お腹を開けることになりました。

そこには2個の膿瘍があり、ひとつはきれいに摘出、
もうひとつは腸管と膿瘍が癒着していたため
できる限りの除去になりました

手術は無事に乗り越え、痛みも取れましたが
元気と食欲にムラがある状態

良いときと悪いときを繰り返しながら
約2ヶ月間、飼主様はお薬をあげたり
すりおろしニンジンを作ったり
食べたペレットの量が何gかを
毎日記録してくれていました

体力的にも落ち着いたところで、
2回目の手術となりました

今度は胃の中に溜まっていた
毛球を除去する手術です

長年の蓄積で大きな塊となって
胃もたれを起こし続けた原因です

2度目の手術も無事に乗り切ってくれたココちゃん。
本当によく頑張りました
今はとても元気で食欲も旺盛です

ウサギさんの消化管にメスを入れることは
できるだけ避けたい大きな手術です

そのリスクをご理解いただき、2度の手術を
決断することは飼主様にとって
本当に苦渋の決断だったと思います

でもその想いがココちゃんの元気を
取り戻すことにつながりました

ココちゃんは、これからも飼主様の愛情を
たくさん受けて健康で幸せな毎日を送って
ほしいなぁと思います

ときわ動物病院
ウサギ専門診療科
〒596-0823
大阪府岸和田市下松町3-4-1
072-493-6710

獣医師 樋口

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