ときわの広場

ウサギ専門診療科37 エンセファリトゾーンによる眼病

うさぎの診療うさぎ専門診療科

こんにちは 樋口です。

今日はエンセファリトゾーン(Ez)症による
眼の病気のお話です

以前にも
「ウサギ専門診療科30 エンセファリトゾーン症」
でふれましたがEzは寄生虫の1種で
脳、腎臓、眼の水晶体に寄生します

Ezに罹患したウサギさんの多くは無症状ですが
発症すると斜頸などの神経症状や腎臓病、眼病が
出ます

その中で、今回は眼の病変にスポットを当てたい
と思います

眼への感染は、お母さんウサギさんのお腹にいる間に、
子宮から仔の水晶体にEzが寄生することで成立する
と考えられています

写真は6ヶ月齢のそらちゃんの眼です
白内障とぶどう膜炎・虹彩炎が発症しています。
(写真がわかりにくくてごめんなさい)
眼が痛くてショボショボ

治療開始から10日後
飼い主様の発見が早く、早期治療を開始できたことで、
炎症を鎮めることができました
(写真の眼の中に白い2本線が入ってしまったのは
診察室の蛍光灯です。)

いつも通りの元気さに戻ったそらちゃん
くりくりの可愛い眼もぱっちり開いています

Ezはどのウサギさんでも、何かのきっかけで
突然発症することがありえます
ただ、眼での発症は若齢が多いと言われています。
そらちゃんもまだ6ヶ月齢での発症でした

若いウサギさんでは、眼をショボショボ開きにくそうに
していないかどうかも、普段の健康チェックとして
見てあげてくださいね

ときわ動物病院
ウサギ専門診療科
〒596-0823
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