MENU

診療時間・アクセス

ご予約はお電話または、メールでお願いします。

受付時間 日・祝
9:00〜12:00
13:30〜15:30
16:00〜18:30

●:予約優先制 ▲:完全予約制
※手術・往診・検査等

アクセス

ときわの広場

    皮膚科1 犬のマラセチア性皮膚炎

    こんにちは、岡村です。

    皮膚に炎症を起こした結果、
    痒みを伴い、被毛を脱毛させることで、わんちゃんを苦しめる皮膚炎
    痒みは一連の生体反応の流れで引き起こされます。
    皮膚炎を患う動物では、「かきむしる」行為を防ぐ事が大切です
    自分自身も幼少期にはアトピーがあり、掻きむしっていたのでよくわかります。

    今回のテーマとなるマラセチア性皮膚炎とは、
    マラセチアという表皮に常在する酵母様真菌による皮膚炎です。
    この微生物は湿気と脂を好み、皮膚環境の変化や免疫機能の変化により増殖し、
    病原性を有してしまいます
    耳にもいますので、外耳炎の理由としてもよく目にします。
    顕微鏡でみるとこんなふうにみえます。

    P1030869

    症状は脱毛、皮膚の炎症、肥厚、かきむしる、臭うなどで、
    かわいそうな様相を呈してしまいます

    Cimg0343

    内服やシャンプーなどで病原体を抑え、
    炎症を鎮め、かきむしる事をやめさせるなど、
    上手に管理することで、改善がみられますが、
    飼い主さんの努力がとても必要です

    Cimg3206

    同じわんちゃんとは思いにくいですね
    良い皮膚のコンディションを維持するためには、
    継続してシャンプー療法を行うなどが必要なこともありますが、
    痒みもひき、気持ち良さそうに眠るわんちゃんをみていると、
    なんだが頑張れちゃうという声をよく伺います

    皮膚の痒みは、掻きむしって悪循環になってしまうので、
    早めに病院と相談して対応してあげてくださいね

     

TEL072-493-6710  アクセス TEL診療時間
CLOSE

ご予約はお電話または、メールでお願いします。

受付時間 日・祝
9:00〜12:00
13:30〜15:30
16:00〜18:30

●:予約優先制 ▲:完全予約制
※手術・往診・検査等