ときわの広場

エキゾチック診療科6 モルモットの重度の眼球周囲炎(眼球摘出術)

エキゾチックアニマルの診療エキゾチックアニマルの症例モモンガ

こんにちは、岡村です。

今日は眼科のお話です
当院では小動物さんがよく来院されます。
つぶらな瞳に大きな目がとても魅力的な動物が多く、
モルモットさんもその仲間です。

モルモットの眼窩に、どんな原因であれ、とても重度の炎症を患ってしまった場合、眼球が突出してきます。
この状態はとても痛く、食欲も低下してしまいます

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抗生物質での管理がおいつかなくなってしまった場合、
もう外科的に眼球をとることでしか痛みの管理ができなくなるでしょう
摘出した眼球の病理組織検査結果はハーダー腺という部位での重度の炎症が原因でした

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顔が少し傾いている、目がでている気がするなどの症状は
顔まわりの器官の炎症があることが多いため、
気になる場合は、目や耳、口など、顔周りをあれこれチェックして診てもらいましょう。
今回の様に、頑張ったんだけれど、感染をコントロールできない場合は、
視神経への感染を防ぎつつ、痛みから解放するために、
かわいそうですが、眼球を摘出することも最終的には考える必要があります。

術後には、食欲もすっかり回復したのでした

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