ときわの広場

泌尿器科3 犬の膀胱結石

犬の診療犬の症例

こんにちは、岡村です。

蒸し暑い日々ですね。
前回は呼吸器の1回目で、気管支拡張症に関する情報でした。
今回は泌尿器科のお話です。

結石症は獣医師で診療に携わっていると比較的よく遭遇する疾患です。
実際に石ができてしまった人の話では、たまらなく痛いということです
泌尿器は、腎臓、尿管、膀胱、尿道からなり、
この各々の部位で結石が存在してしまう可能性があります。
また、犬に限らず、爬虫類も含め、ほぼすべての動物に結石症の報告があります。

動物の飼い主であるみなさんは、排尿状態も確認できるように管理ください。
室内飼いならば、だいたい気づきますが、外飼いであまり散歩にも行かない場合は
気づく事は難しいでしょう
尿が出にくい、出ない、回数が多い、何度もカラぶる、赤い尿、などが症状です。
そういった時、病院ではエコーやエックス線撮影などの画像診断や血液検査を駆使して、
結石症でないか、尿毒症など全身性に影響していないかなどを調べ、診断し、対応していきます。

泌尿器系にできてしまった結石は
早急な対応が必要です
実際に手術で取り出した結石の写真です。
今回は偶発的に多数の結石が見つかり、認知される症状は幸いにほぼないというケースでした。
いろんなケースがあるものですね

Photo

結石は、大きさや数によっては、生活の質をおとしめ、苦しめるには十分な理由です
多くの動物病院でドッグドックなどの健康診断を受け付けています。
今回のように偶発的に早期発見できれば、動物に病気の辛い思いをさせずにすむかもしれません。
結石が発生しやすい犬種もあります。
その子の健康管理の目的に見合った検診を、飼い主さんと相談しながら進めていくことが大切と考えます

ページトップへ