症例紹介

うさぎ専門診療科49 肝機能障害

うさぎ

こんにちは樋口です。

今日は肝臓の病気のお話です

ウサギさんの肝機能障害には、
・細菌性肝炎や肝リピドーシス
・肝壊死
・肝葉捻転
・肝コクシジウム…等、
様々な病気が挙げられます。

肝臓は胆汁の分泌、栄養素やホルモンの代謝、
解毒と排出、免疫、各種タンパク質の合成など、
たくさんの機能を担っています

そんな肝臓がダメージを受けると
すごく体調が悪くなりそうな気がしますが、
残念ながら特徴的な症状がありません

肝臓は傷ついた部位を他の部位が
補う力(代償能力)が高く
また傷ついても元の戻る力(再生能力)が
大きいのです

少しぐらいの障害では全く症状として出てきません。
それが「沈黙の臓器」と呼ばれる所以です

言い換えれば、症状が出た時には、
病状がかなり進行した状態であることが少なくない

お写真のウサギさんも長い間、
特にコレといった症状はなく、
食欲が落ちたと来院された時には
すでに体重が激減

血液検査によって肝機能障害であることが判明し、
入院治療を受けることになりました

幸いにもこの子は1週間の入院で、
食欲と元気を取り戻すことができました

飼い主様の立場から考えると
毎日お世話をしていても
体重が少しずつ減っていることには、
なかなか気付きにくいものですよね

普段から体重を測ったり、便の大きさや量を
確認しておくことは、ウサギさんの健康を
守るためにとっても大切です

当院は2ヶ月に1回程度の健診(体重測定・触診・視診)を
おすすめしています。
病気の早期発見・早期治療につなげられるので
ぜひご来院くださいね

ときわ動物病院
ウサギ専門診療科
〒596-0823
大阪府岸和田市下松町3-4-1
072-493-6710

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