症例紹介

ウサギ専門診療科30 エンセファリトゾーン症

うさぎ

こんにちは 樋口です。

今日はエンセファリトゾーン症についてのお話です

エンセファリトゾーン(Encephalitozoon cuniculi)
とは、微胞子虫という寄生虫の1種です

感染したウサギの尿からエンセファリトゾーンの胞子が
排出され、経口的に感染します

母ウサギが感染していると子ウサギに感染する
可能性も高くなり、ペットウサギでは広く
蔓延している病気です

ただ、感染していても症状が全く出ない場合もありますし、
急に発症することもあります

この病気はウサギだけでなく、
モルモット・ハムスター・犬
・サル・ヒト・鳥
でも感染が確認されている人獣共通感染症です。

ヒトでは免疫力が低下する病気を
患っている方は要注意ですが、
健康であればそれほど心配は要りません

ウサギでの主な症状は3つで、

神経症状(斜頸、ふらつき、不全麻痺、痙攣 等)
腎臓病(腎不全)
眼病(ぶどう膜炎、白内障 等)です。

この中で、
神経症状である痙攣発作 を突然発症したハクちゃん、
駆虫薬を飲んですっかり元気になりました

わずかに出ていた斜頸(頭が片方に傾いた状態)も消え、
今まで通りの元気さに戻りました

800gという小さな体でよく頑張りました

痙攣発作を目の当たりにした飼い主様は、
驚かれたと思いますし、とても心配だったと思いますが、
冷静に対応し、お薬をしっかり飲ませてくれました

それがきっと功を奏したのだと思います

お得意のお耳クロスのポーズもできました

どのウサギさんでも、
ある日突然発症することのある病気です。

おかしいな?と思ったら、すぐに病院に
連れてきてあげてくださいね

ときわ動物病院
ウサギ専門診療科
〒596-0823
大阪府岸和田市下松町3-4-1
TEL072-493-6710

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